イスラエル、コロナワクチン接種者の入国制限を緩和 駐日大使は来春の日本直行便開設を期待

駐日イスラエル大使館

イスラエルは、新型コロナウイルスワクチンの接種者に対する入国制限を、11月1日から緩和した。

ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、シノバック、シノファーム製ワクチンを2回、もしくはヤンセンファーマ製ワクチンを1回接種し、ファイザー製は7日、それ以外は14日以上を経過している。ただし、出国時に接種から180日を経過していないことも求める。

また、これらの会社が製造するワクチンのブースター接種を受けて、ファイザー製は7日以上、それ以外は14日以上を経過している人、罹患後に回復した人、罹患後に回復した後にワクチンを1回以上接種した人も対象となる。この他にも、搭乗前と到着後のPCR検査、滞在中の手続きなども求められる。

ギラッド・コーへン次期駐日大使は、「約2年の歳月を経て、イスラエルでのワクチン接種キャンペーンが成功した後、空の扉を開いて日本の観光客をイスラエルに招き、この美しい国で楽しんでいただくことができることを、とても嬉しく思っています。旅行ができるということは、両国のビジネスや人と人との関係において非常に重要な要素であり、私たちは、イスラエルの観光客が早期に日本を訪れることができるようになることを楽しみにしています。そして、来春には東京〜テルアビブ間の直行便がついに就航することを願っています」と述べている。