エチオピア全土に非常事態宣言、外務省がスポット情報 出国促す

外務省海外安全ホームページ

エチオピア政府が11月2日、国内全域を対象とした非常事態宣言を発令したことを受け、外務省はスポット情報を発出した。

エチオピア国防軍との間で武力衝突しているティグライ人民解放戦線(TPLF)が、10月末に交通の要衝であるアムハラ州デセとコンボルチャを奪取していた。緊急事態宣言は、TPLFから民間人を守る目的で発出されている。

事態が急変する可能性があることから、在留邦人に向けて、商用便が運航されているうちに出国を検討するほか、当面の間はエチオピアへの渡航を見合わせるよう求めている。エチオピアでの乗り継ぎも、最新情報に注意するほか、予定の変更も促している。

在エチオピア日本国大使館では、在留邦人に対して最新の連絡先を連絡するよう求めている。