小田急グループ、旅行事業強化 小田急トラベル3店舗の営業終了

小田急グループは、2022年4月から旅行事業を小田急電鉄が主体となる新たな運営体制に刷新する。

主な販売チャネルを店舗からオンラインへとシフトし、小田急電鉄が旅行商品の造成や販売を行う。小田急トラベルは小田急電鉄の旅行業者代理業者として、一部店舗で商品を販売する。

2023年春には、宿泊や交通、着地型観光などを組み合わせて購入できるダイナミックパッケージの販売など、機能を強化したオンラインサイトを開設し、小田急グループが推進するMaaSと連携する。

これに伴い、小田急トラベルが運営する4店舗のうち、箱根旅行専門店「はこね旅市場」を除く3店舗の営業を、2022年2月末に終了する。小田急グループとして、団体・法人営業機能は継続する。