HIS、215億円を調達へ　第三者割当増資と新株予約権で

エイチ・アイ・エス（HIS）は、Pacific Alliance Asia Opportunity Fundと創業者の澤田秀雄氏を引受先とした資本増強を実施する。

11月から12月にかけて3回に分け、75億円相当の普通株式と140億円相当の新株予約権の割当により、計215億円を調達する。

新型コロナウイルスによる影響長期化と旅行需要の低迷が続いており、財務基盤の健全化が課題となっていたほか、アフターコロナを見据えた事業規模拡大に向けた投資資本を確保するために実施するもの。Pacific Alliance Asia Opportunity Fundは株式の取得後、適宜売却を予定しており、株価への影響を考慮し、3回に分割した引受額を設定した。