まるで“エラー運賃”、札幌/丘珠〜三沢線が片道2,000円に JALの羽田・伊丹〜青森線なども4,000円台

JALグループは、11月2日から「先得割引」などの各種割引運賃を変更し、青森・三沢発着路線では運賃を引き下げた。北海道エアシステム(HAC)が運航する札幌/丘珠〜三沢線では片道2,000円となっている。

札幌/函館〜三沢線では、12月から1月にかけての一部日程を対象に、「スーパー先得」を片道2,000円に設定した。設定席数には限りがあり、執筆時点では片道2,000円で購入することは出来なくなっている。なお、その他の日程でも片道4,100円から購入できる。

その他にも、JALの青森県内発着路線でも運賃を引き下げた。東京/羽田〜青森線は片道4,700円から、大阪/伊丹〜青森線は片道4,200円から、東京/羽田〜三沢線は片道4,900円から設定しており、いずれも別途旅客施設使用料が必要となる。

なお、この運賃変更は、11月1日にJALグループから国土交通省に届出され、2日から変更が適用されたもの。JALグループ各社で片道2,000円以下に運賃を設定した例はほとんどなく、まるで“エラー運賃“と話題になった。