イオンモール幕張近くに新駅「幕張豊砂」誕生 2023年春

JR東日本は、2023年春に開業予定の京葉線・新習志野~海浜幕張駅間に開業する新駅の名称を「幕張豊砂(まくはりとよすな)」に決定した。

同駅は、千葉県・イオンモール・千葉市の3者からなる幕張新都心拡大地区新駅設置協議会とJR東日本が基本協定を締結し、7月下旬から本格着工し、事業を進めている。駅の位置は、新習志野駅、海浜幕張駅からそれぞれ約1.7キロで、10両の列車に対応する2面2線のホームが設置される予定となっている。駅構内には多機能トイレやエレベーターといったバリアフリー施設も設置される。また、千葉市では、新駅開業と同時期の供用開始を目指し、駅前広場の詳細設計を進めている。

駅名「幕張豊砂」の選定理由は、「新駅が位置する「豊砂」地域は幕張の沖合に位置していたところであり、将来豊かになってほしいという意味を込めて命名されました。また、開発も進んでおり、これから大きく発展する可能性を秘めています。新駅名は、古くからの地域名である「幕張」を冠し、ご利用のお客さまへの分かりやすさを意識するとともに、「豊砂」を加えることで周辺住民の皆さまに愛着を持っていただきたいという想いを込めています」としている。

なお、応募総数は14,715件で、応募種類は4,371種類だった。千葉日報の報道によれば応募数の1位は「幕張新都心」(1887件)、2位は「新幕張」(482件)、3位は「幕張ゲートウェイ」(303件)だった。