パキスタン民間航空局、コロナワクチンの完全接種を搭乗の要件に 10月から

パキスタン航空当局

パキスタン民間航空局は9月3日、新型コロナウイルスの完全接種を航空便の搭乗の要件にすると発表した。

10月1日以降、ワクチンの種類を問わず、規定回数の接種を済ませた人のみ、国内線と国際線の航空便に搭乗できる。16歳以下、医学的にワクチン接種を控えるように勧められ、その証明書を持つ人が対象外となる。

この他に、パキスタンに到着するすべての乗客に対し、出発72時間以内と到着時の検査、10日間の自主隔離も求められる。到着48時間前までに、スマートフォンアプリ「Pass Track」を通じた情報登録も義務付けられる。カテゴリーCに該当する15か国からの入国は、引き続き認めない。