インドネシア入国、ワクチン接種ができない場合は国立病院専門医の説明書入手必要に

在デンパサール日本国総領事館は、日本からインドネシアへ入国する人が、健康上の理由から新型コロナウイルスのワクチン接種ができない場合、当面の間は国立病院の専門医による診断書などの説明書を入手するよう促している。

8月のインドネシア政府通達では、専門医の説明書等の書類は、国公立病院の医師から取得したものに限るとされていたものの、在インドネシア日本国大使館からインドネシア政府に確認したところ、日本で発行される診断書は、英文であれば国公立病院によるものである必要はないこととされていた。

一方で、インドネシアの検疫や航空会社では、国立病院の専門医による診断書などの説明書のみを入国の要件として認めているという情報があり、在デンパサール日本国総領事館で調査したところ、国立病院の専門医による診断書などの説明書のみを入国要件として運用されていることが判明したとしている。

在インドネシア日本国大使館では、インドネシア政府に対して確認と規制緩和の申し入れなどを行っているという。