JTB、ベネフィット・ワンと提携 JTBベネフィットを譲渡

JTB(ジェイティービー)は、ベネフィット・ワンと事業提携契約を締結し、福利厚生事業を展開するJTBベネフィットの全株式をベネフィット・ワンに10月にも譲渡する。

JTBベネフィットは2000年に設立し、福利厚生代行の「えらべる倶楽部」を中心としたサービスを展開している。ベネフィット・ワンも、福利厚生代行サービス「ベネフィット・ステーション」をはじめとした、人事・総務領域のアウトソーシングサービスを幅広く展開している。譲渡価格は150億円を予定している。

JTBベネフィットが提供するサービスのうち、EVPサービスの「flappi」は、JTBコミュニケーションデザインへ移管する予定だという。その他の譲渡するサービスは今後も継続する。

また、両社の事業提携契約により、ベネフィット・ワンは福利厚生代行のほか、団体旅行、MICEなど法人向けのサービスを強化する。

JTBベネフィットの2021年3月期の決算は、売上高が99億5,600万円、営業利益が7億4,600万円で、5億5,800万円の最終黒字だった。

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