香港、入国規制緩和取りやめ

香港政府は8月17日、世界的に新型コロナウイルスの感染状況が悪化していることから、検疫措置を8月20日から強化すると発表した。

日本を含む中リスク国にあたるグループBからの入国(入境)者は、ワクチンの完全接種済みであっても、指定ホテルで14日間の強制隔離が必要となる。隔離期間中の検査を3回から4回に増やす。強制隔離後7日間の自己観察も必要となる。

6月30日から実施している、抗体検査で陽性となった人に対する検疫期間の7日間への短縮を取りやめる。8月18日から実施予定だった、香港国際空港での抗体検査も中止となった。

香港政府は、ハイリスク国をグループA、中リスク国をグループB、低リスク国をグループCに分類し、検疫措置を行っている。