ANA、「フライングホヌ」4便に534名搭乗 ファーストは7割、ビジネスは6割超埋まる

全日本空輸(ANA)は、東京/成田〜ホノルル線をお盆に2往復運航した、エアバスA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」の乗客数が534名だったことを明らかにした。

ANAでは、お盆の高需要期に合わせ、東京/成田を8月9日と13日、ホノルルを8月10日と14日に出発する2往復に、「フライングホヌ」を投入した。8月9日・10日は「ANAブルー」の初号機、8月13日・14日は「エメラルドグリーン」の2号機で運航した。

東京/成田発のNH184便には、8月9日発は145名(ファーストクラス8名、ビジネスクラス38名、プレミアムエコノミー7名、エコノミークラス92名)、8月13日発は121名(ファーストクラス6名、ビジネスクラス27名、プレミアムエコノミー7名、エコノミークラス81名)が搭乗した。

ホノルル発のNH183便には、8月10日発は103名(ファーストクラス3名、ビジネスクラス22名、プレミアムエコノミー10名、エコノミークラス68名)、8月14日発は165名(ファーストクラス6名、ビジネスクラス51名、プレミアムエコノミー30名、エコノミークラス78名)が搭乗した。

4便合わせた搭乗率は25.7%だった。クラス別でみると、ファーストクラスは71.9%、ビジネスクラスは61.6%、プレミアムエコノミーは18.5%、エコノミークラスは20.8%で、上級クラスの利用が目立った。

ANAのエアバスA380型機には、1階にはエコノミークラス383席、2階にはファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席の計520席を配置している。

ハワイ州が発表したデータによると、2便を利用して入国した人数は285名だった。このうち乗員を除くと、約半数がレジャー目的での利用だった。この他には、居住者の利用や親族訪問、留学目的などが多かった。(エコノミークラスの座席数を修正しました)