エアアジアグループ、62.6億円の特別利益 リース会社株の売却で

タイ・エアアジアX(エアバスA330-900neo)

エアアジアグループは、フライ・リーシングとカーライル・アビエーション・パートナーズの合併により、5,683万米ドル(約62.6億円)の特別利益を得たと発表した。

エアアジアグループは、アジア・アビエーション・キャピタルが請け負っていたエアアジアグループの航空機事業を売却した際に、対価の一部として、フライ・リーシングの普通株式の約10.94%に相当する3,333,333株を取得していた。

エアアジアグループでは、借り入れと増資により、最大25億マレーシアリンギットを調達する計画を進めている。2回の第三者割当増資やエアアジア・インディアの株式売却、日本での事業停止、スペアエンジンの売却をすでに済ませたほか、リース条件の再交渉を行っている。また、非航空事業を強化するため、Gojekのタイ事業を買収した。