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名古屋鉄道は8月6日、2022年3月期第1四半期(2021年4月〜6月)の決算を発表した。
売上高は1,084億4,700万円、営業損失は18億1,300万円、経常利益は12億2,100万円となり、8億5,400万円の最終赤字となった。
営業収益は交通事業やレジャー・サービス事業を中心に、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年同期と比べると増収となった一方、不動産事業の分譲マンションの販売引渡戸数の減少などの影響を受けた。鉄軌道事業やトラック事業、不動産賃貸業などでは営業黒字を確保したものの、バス事業やタクシー事業、ホテル業、観光施設事業、旅行業、百貨店業、航空関連サービス事業では営業赤字となった。
通期業績予想は、売上高5兆3,000億円、営業利益130億円、経常利益160億円で、最終損益は110億円の黒字を据え置いている。