カナダ、入国制限を段階的に緩和

カナダ政府

カナダ政府は、入国制限を段階的に緩和する。

8月9日から、アメリカからの不要不急の渡航を許可する。アメリカ在住のアメリカ国民とアメリカの永住権保持者のうち、ワクチンの接種が完了している人が対象となる。カナダ政府が承認した、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ヤンセンファーマ(ジョンソン&ジョンソン)の4つのワクチン以外は、接種したことを認めない。

空路でカナダに到着する場合、新型コロナウイルスの陰性証明書が必要となるものの、カナダ国民やカナダ永住権保持者がアメリカへ旅行する場合、カナダへ戻る際の陰性証明書は、カナダ出発時のものであっても認める。また、ワクチン接種完了者がカナダに到着した際の検査は、ランダムで行われる。また、ワクチンの接種を完了していない人に対する、到着後3泊のホテルでの隔離を終了する。一方で、14日間の自己隔離、到着日と8日目の検査が必要となる。

同日からは、ハリファックス、ケベックシティ、オタワ、ウィニペグ、エドモントンの5つの空港でも国際線の発着が可能となる。これまで、トロント、モントリオール、バンクーバー、カルガリーに限られていた。

9月7日からは、ワクチンの接種を完了している人に対し、アメリカ以外からの入国も可能とすることを予定している。