中国道リニューアル工事で交通規制 吹田JCT〜中国池田IC間で約39日間終日通行止め

NEXCO西日本は、中国自動車道吹田ジャンクション(JCT)〜宝塚インターチェンジ(IC)間のリニューアル工事に伴い、交通規制を実施する。

吹田JCT〜中国池田IC間で、10月1日午前1時から11月9日午前5時までの約39日間、終日通行止めとする。橋梁部の老朽化した鋼桁やコンクリート床版を、耐久性に優れた部材に取り替えるほか、コンクリート床板の劣化を抑制する床版防水工を行う。傷んだ路面の補修や老朽化した標識・ガードレールなど道路附属物の取り替えなども実施する。

また、中国池田IC〜宝塚IC間でも、8月23日から2024年上半期にかけて6車線から4車線へ車線規制を実施する。ゴールデンウィークやお盆、年末年始には6車線運用とする。車線幅が縮小されることから、最高速度が時速50キロに引き下げられる。夜間時間帯に一部、車線運用を変更し、通行帯が1車線になる箇所もある。

高架下では足場の設置や解体、新設の桁・床版の組立作業を行うことから、中国自動車道と交差する一般道でも夜間通行止め等の交通規制を行う。

規制期間中は、新名神高速道路などへの迂回や利用時間の変更などへの協力を求めており、ETC車両では料金割引も実施する。9月ごろには、名神高速道路でも集中工事を予定しており、最新の情報に注意するよう呼びかけている。