インプレスHD、イカロス出版を完全子会社化

イカロス出版

インプレスホールディングスは、イカロス出版を完全子会社化する。

イカロス出版は1980年7月に設立。月刊「エアライン」や季刊「航空旅行」などの趣味誌を中心に発行している。

2019年6月期は1,500万円、2020年6月期は5,500万円の最終損失を計上しており、2021年6月期も1,500万円の最終損失を計上する見通し。

株式の取得金額は、アドバイザリー費用6,950万円を含め、13億6,950万円。イカロス出版の2021年6月期時点の純資産は13億500万円で、ほぼ純資産額での取得となった。

インプレスホールディングスでは、傘下のインプレスがウェブ情報サイト「トラベルWatch」を運営しており、「イカロス出版の持つブランド力、専門コンテンツ力は、『マーケットをリードする専門メディアグループ』を指向するインプレスグループとシナジーが見込まれ、今後の事業展開に非常に有効であると判断」し、完全子会社化を決めたとしている。株式の取得は8月2日を予定している。