アメリカ運輸省、受託手荷物返却遅延で返金義務付ける方針

アメリカ運輸省

アメリカ運輸省は、受託手荷物の返却が遅れた場合の補償と、乗客が受けられなかった付帯サービス料金の払い戻しを義務付ける方針を明らかにした。

すでに、受託手荷物を紛失した場合の補償を義務付けているものの、これに加えて到着後、国内線では12時間、国際線では15時間以内に受託手荷物を受け取ることができず、乗客が紛失や遅延した受託手荷物について申告した場合、乗客が受託手荷物に対して支払った料金の払い戻しを義務付ける。実行不可能と認める場合、国内線では18時間、国際線では30時間まで延長ができる。

また、オーバーブッキングや欠航時に利用できなかったオプションサービスの料金の返金に加え、新たに機内エンターテインメントなどの付帯サービスの利用ができなかった場合の料金の返金も義務付ける方針。