海外在留邦人向けワクチン接種、ホテル隔離者には巡回接種 自主隔離期間中の接種会場への移動も条件付き許可

海外在留の邦人に対して8月1日から実施するワクチン接種で、帰国後に検疫所指定の宿泊施設で隔離される人に対し、医師が巡回してワクチンの接種を実施する。

一般接種は羽田空港と成田空港に設ける特設会場で、午前10時から午後1時までと午後2時から5時までの2部制で実施する。特設ウェブサイトで7月19日正午から接種の予約を開始し、申込時に空港での一般接種か巡回接種を選択できるようにする。

巡回接種は月・金曜の週2回実施する。帰国後1回目のワクチン接種は指定宿泊施設で受けることができる。1日あたりの接種可能数に上限が設けられており、巡回接種の予約が出来なかった場合には、隔離期間後の一般予約を行う必要がある。

海外から到着した同日に空港で接種を受ける場合には、正午までに到着する便を利用する必要がある。到着翌日以降は14日間の自主隔離期間中であっても、公共交通機関の不使用、目的地以外への移動を行わないなどのルールを遵守する場合に限り、接種会場への移動を許可する。