小田急百貨店新宿店本館、2022年9月末閉店 超高層ビル建設

小田急百貨店は、新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、2022年9月30日をもって新宿店本館を閉店する。

新宿店本店は、地上14階・地下2階建てで、1966年9月に一部、1967年11月に全面開業。小田急線と丸ノ内線の2棟の駅ビルの外観を同一のパネルにより統一した商業建造物で、西口広場とも一体となったデザインとしており、モダニズム建築家坂倉準三氏が手掛けた。

2022年10月以降の工事期間中、新宿西口ハルクでの営業となり、2022年春から改装工事に着手する。改装後には食品、化粧品、インターナショナルブティックを中心とした構成となる見通し。

跡地には、高層部にはハイグレードなオフィス機能、中低層部には商業機能を備える地上48階、高さ約260メートルの超高層ビルを建設する。2022年10月以降に着工し、2029年度にも竣工を予定している。