成田国際空港、顔認証搭乗手続き「Face Express」を7月19日運用開始

成田国際空港は、顔認証による搭乗手続き「Face Express」の運用を、7月19日から開始する。

第1ターミナル南ウイングで全日本空輸(ANA)、第2ターミナルで日本航空(JAL)がそれぞれ運用を開始する。

乗客が顔写真を登録することで、搭乗手続きや手荷物の預け入れ、保安検査場、搭乗口で、搭乗券やパスポートを提示することなく、通過や手続きができるようになる。日本電気(NEC)の生体認証「Bio-IDiom」の中核技術である顔認証技術を搭載したシステムを活用している。

世界的に顔認証による搭乗システム「OneID」の導入が進んでおり、羽田空港と成田国際空港では実証実験を4月から進めていた。両空港では「Face Express」としてサービスを展開する。