東海道線 小田原〜熱海駅間と伊東線、終日運転見合わせ 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」号も運休

JR東日本 東海道線 E231系

JR東日本は、大雨の影響で、東海道線小田原〜熱海駅間と、伊東線の全線で7月3日の終日運転を見合わせる。始発駅3日発車の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」号も全区間で運休する。

活発な梅雨前線が停滞した影響で、静岡県や神奈川県などでは記録的な大雨となっている。このため、東海道線の小田原〜熱海駅間は3日始発から、伊東線は2日から運転を見合わせている。なお、3日の伊豆方面の特急列車「踊り子」号、「サフィール踊り子」号は全て運休している。

また、JR東海によれば、東海道線の熱海〜興津駅間でも運転を見合わせている。三島〜興津駅間は午後6時頃まで運転を見合わせ、安全確認を行う。熱海〜三島駅間は運転再開には相当時分がかかる見込みとしている。御殿場線全線、身延線富士〜身延駅間、飯田線新城〜天竜峡駅間でも終日運転を見合わせることを決めた。なお、東海道新幹線は午後3時現在運転を行っているが、運行が乱れている。

この影響で、東京〜高松・琴平駅間と東京〜出雲市駅間を結ぶ寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」号は、始発駅3日発車の上下列車が全区間で運休する。