東京五輪開催、首都圏21路線や東北新幹線で臨時列車 新幹線の深夜運転も

東北新幹線

JR東日本は、東京オリンピックが開催される7月23日から8月8日にかけて、首都圏の21路線で深夜に臨時列車を運転する。

対象となるのは、山手線、京浜東北・根岸線、埼京線、東海道線、宇都宮線、横須賀線、宇都宮線、高崎線、中央線快速、中央・総武線各駅停車、総武快速線、常磐線各駅停車、常磐線快速・常磐線、武蔵野線、京葉線、総武本線・成田線、内房線、外房線、横浜線、南武線、青梅線、八高線。

山手線では午前2時頃、京浜東北・根岸線では午前2時10分頃まで運転する。宇都宮線は上野駅を午前1時10分、高崎線は同じく午前1時19分に出発する電車が最終電車になる。

東海道線は品川〜大船駅間で横須賀線の線路を確保するため、川崎駅には停車しない。青梅線と八高線は競技開催日にのみ運転する。グリーン車は利用できない。

また、東京辰巳国際水泳場、東京アクアティクスセンター、海の森クロスカントリーコース、夢の島公園アーチェリー場、カヌー・スラロームセンター、幕張メッセ、霞ヶ関カンツリー倶楽部、鹿島サッカースタジアム、横浜国際総合競技場、埼玉スタジアム2002、伊豆MTBコース、宮城スタジアム、福島あづま球場での競技開催に合わせ、臨時列車を運転する。

このうち、宮城スタジアムでの試合開催後、東北新幹線で仙台から盛岡駅行きを1本、東京駅行きを2本運転する。仙台を午前0時45分に出発する「やまびこ42号」は、東京駅に午前4時20分に到着する。下りは福島、郡山、大宮、上野、上りは古川、くりこま高原、一ノ関、水沢江刺、北上、新花巻の各駅に途中停車する。グランクラスとグリーン車は利用できない。いずれもE5系10両編成で運転する。

開会式前の7月21日と22日に一部競技が開催されることから、一部の路線では臨時列車を運転する。

経路検索や運行情報、列車ごとの混雑状況は「JR東日本アプリ」から確認できる。臨時列車は7月9日頃から、経路検索に反映される。