ドイツ観光局、入国制限緩和でキャンペーン開始 日本でも

ドイツ観光局は、入国制限の緩和に伴い、3つのキャンペーンをスタートさせる。

ヨーロッパを中心とした、今夏にも旅行制限緩和が見込まれる市場では、実質的なリカバリーキャンペーンとして実施する。日本では、旅行再開に向けたインスピレーションキャンペーンに位置づけ、6月1日に開始。ゲーテ街道協会をパートナーとしたキャンペーンを、6月14日よりフォートラベルで行っている

「German.Local.Culture.キャンペーン」では、ドイツの伝統や真の姿に憧れを抱く近い将来の旅行客に向け、今も生き続けている習慣や手工芸の匠の技、地域特有の郷土料理の楽しみ方を、「匠」「食」「粋」「緑」の4つの領域に分け、日本語を含めた各言語で紹介する。SNSや検索エンジン広告、インフルエンサー、オンライン旅行会社をを通じてコンテンツを展開する。

また、持続可能性キャンペーン「Feel Good」をスタートさせ、日本でも7月1日から、ソーシャルメディアで展開する。ドイツは、2020年の国連世界観光機関(UNWTO)のSDGインデックスで5位で、室の高いサービスを紹介していく。

ヨーロッパを対象とした、ウェルネスとリラクゼーションを促進する「German.Spa.Tradition.キャンペーン」では、包括的な健康づくりという哲学に基づく健康法を確立したセバスチャン・クナイプの生誕200周年にちなんで、 今日も医療分野とウェルネス分野で効果を発揮しているクナイプ療法を紹介する。