Fun Group、ラスベガスとサンフランシスコでのワクチン接種ツアー発売

Fun Groupは、アメリカ渡航者向けに「タビナカ ワクチン接種サポートパッケージ」の販売を開始した。

ラスベガスとサンフランシスコでの新型コロナウイルスワクチンの接種を想定しており、4泊6日を推奨するものの、最短では1泊3日での渡航が可能だという。接種翌日は発熱の可能性が高く、ホテルでの休養を推奨している。

現地空港とホテル間の往復送迎とワクチン接種の予約代行、接種会場への送迎、会場でのサポート、現地PCR検査のサポートが含まれ、旅行代金は58,800円(税込)。航空券とホテルの手配は別料金で、協力企業の令和トラベルで受け付ける。

ツアーはあくまでもサポートであり、実際にワクチンの接種などが実施されることを保証するものではないとしており、副作用や免疫の獲得、PCR検査の結果に対しては責任を負わないとしている。両都市から帰国する場合、帰国後3日間は検疫所が確保したホテルでの3日間の待機の後、入国後14日間は自宅などでの待機が必要となる。

接種するワクチンは、1回の接種で済む、ジョンソン&ジョンソン製のワクチン。ウイルスベクター型のワクチンで、稀であるものの、血小板が減少することによる血栓などの副反応も報告されている。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、血栓が確認された15件のほぼ全てのケースが、50歳未満の女性だった。日本では未承認。

ティ・エス・ディ、トランスオービット、ビュート、MILE SHARE、PINKの5社も、ニューヨークでのワクチン接種ツアーを販売している。旅行代金は370,000円で、航空券は別料金。現地では、TRANS M.A.P.P.(トランスオービットUSA)が催行する。日本総代理店はエフネス。

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