エア・ドゥとソラシドエア、共同持株会社の設立を正式発表 22年10月めど

AIRDO(エア・ドゥ)は5月31日、ソラシドエアと共同持株会社を設立に関する基本合意書を締結した。

札幌市内で同日開かれた記者会見で、エア・ドゥの草野晋代表取締役社長が発表した。2022年10月をめどに株式移転による共同持株会社を設立し、2社を事業会社として傘下に入れる。コロナ禍で一変した航空業界で生き残りを図るため、資源の効率的により強固な経営基盤を築く。

エア・ドゥは北海道を拠点として1996年11月に設立。現在はボーイング767-300型機4機とボーイング737-700型機8機で本州と北海道を結ぶ10路線を展開している。九州を地盤とするソラシドエアは1997年7月設立。ボーイング737-800型機14機で本州と沖縄、九州などを結ぶ14路線を展開している。