香港・シンガポール間のトラベルバブル、感染拡大で再延期

香港とシンガポール政府は5月17日、シンガポールでの新型コロナウイルスの流行状況を考慮し、両国間でのエア・トラベル・バブル(ATB)の開始を延期することを決めた。

当初は2020年11月に開始を予定していたものの、香港での流行状況を考慮して延期。5月26日より開始を計画していた。少なくとも6月13日までは延期される。

シンガポールでは、新型コロナウイルスの感染経路不明の感染者が急増しており、チャンギ国際空港隣接地の商業施設「ジュエル・チャンギエアポート」も一時的に閉鎖している。両国政府は、直近7日間の経路不明感染者数が1日平均5人を超えた場合は、エア・トラベル・バブルでの往来を2週間停止するとしていた。