京急ら、三浦半島に温泉旅館「ふふ」開業へ 城ヶ島京急ホテル跡地を活用

京浜急行電鉄(京急電鉄)とヒューリックは、2020年に閉館した旧城ヶ島京急ホテル跡地に、温泉旅館「ふふ城ヶ島(仮称)」を開業すると発表した。

旧城ヶ島京急ホテルは、京急グループの三崎観光が神奈川県三浦市の城ヶ島で2020年まで運営していた施設。新型コロナウイルスの影響で同年4月から休館し、そのまま営業終了が決まった。「ふふ城ヶ島(仮称)」は、同ホテル跡地を活用して2024年度の開業を目指す。宿泊客だけでなく、地域住民や日帰客もレストラン等の施設を利用できるようにするという。アクセスは京急三崎口駅から路線バスで約30分。

京急電鉄は2021年度からスタートする中期経営計画で、三浦半島でのエリアマネジメント活動強化を掲げており、油壺エリアにおいても滞在拠点の一体開発に向けて大手デベロッパーと検討を進めるとしている。また、横須賀市の観光施設「長井海の手公園ソレイユの丘」についても、日比谷花壇などと共同で2023年4月をめどにリニューアル開業することを計画している。