ANA、羽田空港の保安検査場に「フラッパー付き自動ゲート」導入 非接触強化

全日本空輸(ANA)は、羽田空港第2ターミナルの保安検査場Aに、「フラッパー付き自動ゲート」を5月11日より導入した。

保安検査場入り口でのバーコードやICカードなどによる搭乗確認をセルフ化し、非対面や非接触化を図るもの。バーコードやICカードを自動読み取り機にタッチすると、黄色い保安検査証が発行され、受け取るとフラッパードアが開く仕組み。既製品のゲートと端末を組み合わせ、省コスト化を図った。

保安検査場Aに設置した6台に加え、あす12日にも保安検査場Bに6台を設置する。いずれも係員が対応するゲートを1台設け、幼児連れや車椅子利用者などは係員が対応するゲートへ誘導する。これまでは5台の端末を設置し、それぞれ係員が対応していた。xこれらの保安検査場にはスマートレーンを導入しており、1つの保安検査機器で4人が同時に荷物の取り出しを行うことができるほか、パソコンや飲み物などを取り出さずに検査ができる。

保安検査場CとDへの導入は未定で、伊丹空港をはじめとする他空港への導入なども、今後検討する。

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