JALF、琉球大学で寄付講義開講 約50名が実務学ぶ

財団法人宿泊施設活性化機構(JALF)は、琉球大学で寄付講座「ホテルの増収戦略実務:“The 未常識” 〜予測に基づいたレベニューマネジメントの必要性とマーケティングの切り札〜」を、4月30日から5月2日までの3日間、開催した。

琉球大学国際地域創造学部の選択科目(2単位)として学生30名、一般聴講枠として社会人20名の計50名を募集。学生、社会人ともに定員を上回る応募があり、学生は70名以上の応募の中から志望理由書をもとに初となる選抜を実施し、参加者を決めた。

JALF事務局長・琉球大学非常勤講師の伊藤泰斗氏、JALF参事・亜欧堂代表取締役社長の堀口洋明氏、日本旅館協会副会長の永山久徳氏、球陽館ホテルズおきなわ代表取締役社長の金城仁氏、東北アレンジャーズ代表取締役の佐藤大介氏、ヒルトン沖縄瀬底リゾートの平良麻衣氏、ロワジールホテル&スパタワー那覇総支配人の武田寛枝氏、チバテレビプロデューサーの大林健太郎氏、コルディオ沖縄統括執行役員の山田剛司氏、FSX代表取締役社長の藤波克之氏といった、第一線で活躍する講師陣が講義。1日目はマーケティングやホテル側の広報、2日目はプライジングコントロールや組織論、ホテルのバックヤード見学、メディア側の広報、3日目は企業再生、おもてなしなどを学んだ。

JALFでは、学士会館と共催で、「ミッキー村上塾」を開催しているほか、「ホテル産業経営塾」を財団法人日本ホテル教育センターより継承し、「宿泊産業経営塾(JMBA)」として開講に向けた準備を進めている。