ANAHD、2021年3月期は4,046億円の最終赤字 今期黒字化を見込む

全日本空輸(ANA)/ピーチ・アビエーション

ANAホールディングスは4月30日、2021年3月期の連結業績を発表した。

売上高は7,286億円(前期比63.1%減)、営業損失は4,647億円(同5,255億円減)で、最終損益は4,046億円の赤字(前期は276億円の黒字)だった。28機の退役などの構造改革費用として863億円を特別損失に計上している。

セグメント別の損益は、航空事業は4,478億円の赤字、航空関連事業は36億円の黒字、旅行事業は450億円の赤字、商社事業は42億円の赤字だった。いずれも前期は黒字だった。

航空事業の旅客収入は国際線は447億円、国内線は2,031億円、貨物収入は国際線が1,605億円、国内線が208億円だった。LCC事業の売上高は220億円だった。旅客数は国際線は42万人(同95.5%減)、国内線は1,266万人(同70.5%減)、LCCは208万人(同71.4%減)となった。

国内線は第2四半期から需要を回復し、今夏には概ねコロナ前の水準に戻ることや、国際線は年内に出入国規制が緩和され、期末にはコロナ前の5割程度に戻ることを想定。今年度にはコロナ前の国内線は8割、国際線は3割への回復を見込む。

2022年3月期には、ボーイング787-9型機を8機、エアバスA321neoを5機、エアバスA320neoを4機、エアバスA380型機とボーイング787-10型機、エアバスA321LRを各1機の計20機を導入する。また、ボーイング777-300型機とエアバスA320型機各10機、ボーイング737-700型機5機、ボーイング777-200型機4機、ボーイング767-300型機3機の計32機を退役させる。

2022年3月期の連結業績は、売上高は1兆3,800億円、営業利益は280億円、最終損益は35億円の黒字を想定している。