星野リゾート、「星野リゾート OMO3京都東寺」開業 東寺など巡るツアー設定

OMO3京都東寺

星野リゾートは、「星野リゾート OMO3京都東寺」を4月15日に開業した。

東寺エリアの個性を深掘りした「都市観光ホテル」を目指し、「心の時空トリップ」をコンセプトとする。ホテルから徒歩5分である東寺をはじめとした、周辺地域を深く知るための「ご近所マップ」と「ご近所アクティビティ」を用意し、館内には「OMOベース」を設ける。

ご近所マップ

ご近所マップは、扉面に現代、中面に平安時代のマップを備えており、引き戸を開閉することで時代を切り替えることができる、東寺エリアの今と昔を楽しめるマップ。かつての羅城門や西寺の跡地と位置関係、今も残る通りの名前や、今も昔も変わらず残っているスポットなどや、ガイドブックには載っていないような地元で愛される名店も掲載する。

東寺まんだらさんぽ

ご近所アクティビティは、東寺をガイド「OMOレンジャー」とともに巡る「東寺まんだらさんぽ」と、法要「生身供」へ訪れる「国宝の朝さんぽ ~空海にあえる朝~」を実施する。

「東寺まんだらさんぽ」は、弘法大師の思いを伝え続ける立体曼荼羅(まんだら)を中心に、世界遺産「東寺」を巡るツアー。午前9時から午前10時30分までと午後3時30分から午後5時までの2回のツアーを行い、料金は無料。別途拝観料が必要となる。定員は20人。

「国宝の朝さんぽ ~空海にあえる朝~」は、法大師へお食事をお供えする法要である生身供へ訪れ、お供えを見るだけでなく、OMOレンジャーと一緒にお経を唱えるツアーとなっている。帰路では、開店直後の和菓子屋で、ふっくらなお餅にこし餡が詰まった銘菓「東寺餅」を購入できる。午前6時から午前7時15分までの開催で、料金は無料。定員は5人。アクティビティはそれぞれ前日午後10時までに予約が必要。

「OMOベース」は、フロント、ライブラリーを備えたパブリックスペースで、エントランスには、21尊の仏像により構成される東寺の立体曼荼羅(まんだら)をテーマにした「まんだらアート」と、優しくほほえむ仏さまの表情や柔らかさを淡い光と影を使って表現した「ほほえみウォール」の2つのアートワークを設置する。中央には「写経テーブル」を展開し、砂の上で棒を使って写経や書を行い、心をととのえることができる。「心柱ブックテーブル」は、五重塔の中心で塔を支える心柱をテーマに、東寺や弘法大師空海に関連した書籍を用意する。

詳細はこちら