JALと全旅連青年部が連携 観光人材の育成と地域観光の活性化目指す

日本航空(JAL)と全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部は連携協定を締結し、観光人材の育成と地域観光の活性化に取り組む。

JALのサービス教育プログラム「JALビジネスキャリアサポート」を、全旅連の加盟旅館・ホテルで実施し、JALのサービスで培ったホスピタリティやコミュニケーション術を学び、旅館やホテルのおもてなしやサービスの向上を図る。第1弾は5月に、岩手県雫石町の旅館やホテルで実施する。

きょう4月15日に開催された連携協定締結式では、全旅連青年部の鈴木治彦部長は、「日本のホスピタリティをこれからも継承し、アフターコロナに向けて、世界に日本の文化や思いを発信する」、JAL総合政策センターの中原太センター長は、「JALのホスピタリティや異文化コミュニケーションのノウハウを活かし、加盟旅館の人材育成やサービス品質の向上に貢献できれば嬉しい」と意気込んだ。

締結式後には、総合政策センター産学連携部事業開発グループの客室乗務員、森山真千子さんと廣瀬惠子さんが講師となり、全旅連青年部の14名を対象に「JALマナーレッスン」を実施した。