フェリーチェ、破産開始決定 負債総額約36.7億円

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東京商工リサーチによると、ホテル運営会社のフェリーチェが3月10日、大阪地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約36億7,200万円。

フェリーチェは、沖縄県那覇市に本社を置くホテル運営会社。2012年8月に設立、資本金は800万円。2012年9月に那覇市おもろまちにホテルストーク、2014年7月にホテルリリーフなんばとホテルリリーフ小倉駅前、2015年2月にはホテルリリーフすすきのをそれぞれオープン。2016年1月には、セントラルグループの関連会社と合弁事業契約を締結し、2019年12月期の売上高は、過去最高となる約57億2,400万円となった。2020年3月にホテルリリーフ羽田空港とイチホテル上野、同9月までにホテルストークを他社に譲渡し、同12月までに事業を停止していた。

破産管財人には、浜田・木村法律事務所の浜田真樹弁護士が選任されている。