ソラシドエア、羽田〜那覇線開設 初の幹線、1日3往復で日帰り利用にも対応

ソラシドエアは、東京/羽田〜沖縄/那覇線を3月28日から1日3往復で開設した。

東京/羽田発着で初の幹線就航で、朝、昼、夜にそれぞれ1往復をボーイング737-800型機(普通席174席)で運航しする。東京/羽田発の日帰り利用では10時間以上滞在ができる。ソラシドエアでは、2016年8月に、臨時便として東京/羽田〜沖縄/那覇線を初運航。その後、2019年と2020年の繁忙期にも運航するなど、定期便の開設に向けた準備を進めていた。

羽田空港で開催したセレモニーで峯尾隆史副社長は、「羽田〜那覇線の就航は全社員の悲願でもあり、念願の定期便の開設。九州・沖縄の翼、フラッグキャリアとして全社員一丸となって邁進していく。」と喜んだ。東京/羽田発のSNJ25便の乗客には記念品を配布したほか、社員による三線の演奏で沖縄らしさを演出。ボーディングブリッジには、運送本部と東京空港支店が発案し、沖縄美ら海水族館が協力した、沖縄の魚を紹介する「海中トンネル」の装飾を施した。

機内では、現在は新型コロナウイルスの影響で中止している、モデルプレーンや「ソラシド ソラスープ」などの4商品の機内販売を特別に実施。ドリンクサービス時には、「石垣塩ちんすこう」もプレゼントした。機内はほぼ満席で、航空ファンのほか、家族連れの利用が目立った。

また同日からは、沖縄/那覇〜石垣線も1日2往復増やし、同3往復とすることで、東京/羽田〜沖縄/那覇線をはじめとした他の路線との乗り継ぎの利便性も向上する。沖縄/那覇発着路線は、7路線1日28便に大きく拡大する。

一方で、東京/羽田〜宮崎線を1日8便から6便、東京/羽田〜鹿児島線を同5便から4便、名古屋/中部〜宮崎・鹿児島・沖縄/那覇線を同2便から1便に、それぞれ減便した。福岡〜沖縄/那覇線は季節運航になる。

■ダイヤ
SNJ25 東京/羽田(07:05)〜沖縄/那覇(09:45)
SNJ27 東京/羽田(14:05)〜沖縄/那覇(16:40)
SNJ29 東京/羽田(18:10)〜沖縄/那覇(20:50)
SNJ26 沖縄/那覇(10:15)〜東京/羽田(12:40)
SNJ28 沖縄/那覇(14:50)〜東京/羽田(17:15)
SNJ30 沖縄/那覇(20:15)〜東京/羽田(22:40)

SNJ41 沖縄/那覇(11:35)〜石垣(12:35)
SNJ43 沖縄/那覇(17:15)〜石垣(18:15)
SNJ49 沖縄/那覇(18:00)〜石垣(19:00)
SNJ42 石垣(13:10)〜沖縄/那覇(14:05)
SNJ44 石垣(18:45)〜沖縄/那覇(19:40)
SNJ50 石垣(19:35)〜沖縄/那覇(20:30)

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