成田国際空港、「靴検査装置」の実証実験を実施

成田国際空港は、「靴検査装置」の実証実験を、3月15日から30日にかけて行う。

国土交通省は2019年9月から、安全靴、厚底靴、ブーツ、くるぶしを覆う靴等は全てX線検査を行うという保安強化策を義務付けている。この取り組みの一環として、乗客が靴を履いたまま、自動で凶器や爆発物等を検査ができる「靴検査装置」を導入する。導入するのは、CEIA社製の靴検査装置「SAMDEX」2式で、第1ターミナル南ウイング4階の国際線出発保安検査場。

これにより、保安検査の高度化のほか、保安検査員の負担軽減・労働環境の改善、靴を脱ぐ機会の減少による接触機会削減や利便性向上に寄与することを期待しているという。