東北新幹線、きょう全線再開 本数減や所要時間増も

JR東日本は、東北新幹線の運転を2月24日始発より全線で再開した。

13日夜に発生した福島県沖を震源とする地震の影響で、那須塩原〜盛岡駅間で運転を見合わせていたものの、16日に一ノ関〜盛岡駅間、22日に仙台〜一ノ関駅間で運転を再開していた。きょう24日始発より、那須塩原〜仙台駅間の運転を再開し、全線再開となった。

当面の間は、那須塩原〜一ノ関駅間で速度を落として運転することから、臨時ダイヤで運転する。列車の本数は通常の8割程度となり、東京〜仙台・盛岡駅間で通常より所要時間が1時間程度長くなる。また、山形・秋田新幹線との直通運転は行うものの、北海道新幹線は一部列車を除き、新青森駅での折り返し運転を行う。

東京駅を午前6時4分に出発する「やまびこ51号」は、仙台駅に午前8時41分・盛岡駅に午前10時2分に到着する。東京駅を午前6時32分に出発する「はやぶさ1号」は、仙台駅に午前8時50分、盛岡駅に午前9時44分、新青森駅に午前10時52分に到着する。新青森駅で「はやぶさ507号」に乗り継ぐことで、午後0時18分に新函館北斗駅に到着する。

東京駅発の最終列車は、仙台駅行きは午後8時56分発の「やまびこ221号」、盛岡駅行きは午後7時40分発の「はやぶさ111号」、秋田・新青森駅行きは午後7時20分発の「はやぶさ・こまち43号」、新函館北斗駅行きは午後6時20分発の「はやぶさ41号」と新青森駅で接続する「はやぶさ543号」となる。