志摩マリンランド、老朽化で3月営業休止 動物の受入れ先調整へ

近鉄レジャーサービスは、運営する志摩マリンランドの営業を3月31日をもって休止すると発表した。

志摩マリンランドは1970年に開業。マンボウの飼育を中心とした海洋生物の展示などで人気を博した。2016年にはリニューアルを行ったが、施設の老朽化が進んでおり、これ以上の維持管理は困難と判断したという。飼育している動物類は営業休止後も飼育を行いながら、複数の施設に受け入れを依頼する協議を進めていく。

近年は毎年約15万人の入場者があったが、コロナ禍の2020年度は10.4万人に留まる予想だという。