プリンセス・クルーズ、「パシフィック・プリンセス」を売却

パシフィック・プリンセス

プリンセス・クルーズは1月21日、クルーズ船「パシフィック・プリンセス」を売却すると発表した。

親会社であるカーニバル・コーポレーションによる、非効率な船舶の退役を加速させる計画に沿ったものだという。売却先は明らかにしていない。

「パシフィック・プリンセス」は、1999年にルネッサンスクルーズの「R3」としてサービスを開始。2002年にプリンセス・クルーズに加わり、2010年に改装を行っていた。総トン数は30,277トン、乗客定員は670名で、これまでに160万海里以上を航海し、11回のワールドクルーズを運航した。

予約客には連絡の上、プリンセス・クルーズの別のクルーズの予約方法について案内する。返金の求めにも応じる。