TransferWise、手数料約75%割安なデビットカード発行開始 57通貨の保有可能、レートが良い通貨の自動両替機能も

トランスファーワイズ・ジャパンは、海外送金サービス「TransferWise(トランスファーワイズ)」で、「TransferWise デビットカード」の提供を日本で開始した。

TransferWiseは、複数の国際送金をマッチングして国内送金とすることで、国際送金のコストを低減できるサービスを、約60ヶ国で1,000万人以上のユーザーに提供している。75%がクチコミをきかっけに利用を開始し、毎月45億ポンドの送金を取り扱っているという。

日本では2020年9月に、57種類の通貨を保有できるマルチカレンシー口座のサービスを開始。口座開設後数分で、通貨ごとに8ヶ国の口座情報を取得できる。

新たに日本での発行を開始した「TransferWise デビットカード」は、マルチカレンシー口座とマスターカードのデビットカード機能、非接触決済機能を有する。カード使用時に最も有利な為替レートの通貨を自動で選択して両替・支払う機能も備える。外貨取扱手数料は無料で、スプレッドやマージンなどの”隠れコスト”が含まれていない「ミッドマーケットレート」と呼ばれるリアルタイムレートを使用することで、平均的なデビットカードの4分の1の手数料で決済ができる。カード発行費用は個人は1,200円、法人は無料。

イギリスのキャピタル・エコノミクスによる調査では、日本人は年間、760億円の海外取引手数料と、167億円の為替の”隠れコスト”など、970億円以上もの海外の支出に関連した手数料を支払っているといい、節約に貢献できるとしている。

トランスファーワイズ・ジャパンの勢井美香ディレクターは、「外貨取扱手数料は前もって開示されているものの、最大6%の為替レートのマークアップ(利幅)は開示されていないことから、存在すら気づいていない人もいる。弊社のサービスでは為替レートだけで支払いができる。」と、他社と比べて優位性があるとした。

例えば旅行者が、「日本と渡航先のどこで両替するのがお得か」といったリサーチをする必要を排除できるほか、海外駐在者給与受け取り、留学生の仕送りといった利用の需要があるという。法人にも、現地の銀行口座番号を使用し、現地通貨による請求書を発行できるといった優位性があるという。

トランスファーワイズでは、利幅と手数料をコストとして表示することで透明性を高めているとしており、将来的には、無料の即時送金サービスを提供したいとしている。

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