チャイナエアライン、747型機の退役フライト延期 台湾でのコロナ感染増で

チャイナエアラインは、2月6日に予定していたボーイング747-400型機の退役記念フライトについて、台湾での新型コロナウィルス感染状況等の影響を受けて延期すると発表した。

退役記念フライトは、ボーイングが最後に製造したボーイング747-400型機(機体記号:B-18215)を使用。桃園国際空港を出発後、富士山上空まで飛行して同空港へ折り返す5時間40分の周遊フライトの予定だった。新たな日程は未定。延期後は、使用機材や飛行ルートが変更になる可能性があるとしている。

台湾では昨春以降、新型コロナウイルスの封じ込めに成功したと見られていたが、昨年12月、約8か月ぶりに域内での感染者を確認。今月に入り桃園市の病院でのクラスター発生が報じられるなど、感染拡大が懸念されている。