イベリア航空、エア・ヨーロッパの買収契約を修正 買収額を5億ユーロに半減

イベリア航空(IB OPCO Holding)は、エア・ヨーロッパの買収契約を修正した。

買収額を当初の10億ユーロから5億ユーロに減額するとともに、支払いを買収完了から6年後まで延長する。

インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は買収により、マドリードをアムステルダム、フランクフルト、ロンドン/ヒースロー、パリ/シャルル・ド・ゴールと並ぶハブとする計画で、ラテンアメリカやカリブ市場への展開を拡大する。

エア・ヨーロッパはスペインの航空会社で、アメリカ、中南米、カリブ海、北アフリカなどへ、69路線を展開。2019年末時点の総資産は9億6,700万ユーロ、2019年度の営業利益は7,100万ユーロだった。2020年の乗客数は約70%減少した。