JR西日本、特急列車のチケットレスサービスを拡大 「はまかぜ」「びわこエクスプレス」は全席指定席に

JR西日本

JR西日本は、ネット予約「e5489」のチケットレスサービスを拡充する。

2021年3月13日から、JR西日本全エリアの特急列車で利用可能とする。拡大エリアを含む区間のきっぷの発売は、3月13日からとなる。なお、寝台列車や他会社にまたがる列車など、一部の特急列車は対象外となる。

エリア拡大にあわせ、普通車指定席が利用できる「(おためし)トク特チケットレス」を、期間限定で一部区間に設定する。設定区間と料金は、綾部~福知山駅間が300円、岡山~備中高梁駅間、鳥取~倉吉駅間、米子~松江駅間が500円、岡山~新見駅間が700円など。別途、利用区間を含む乗車券が必要。発売・利用期間は3月13日から9月30日まで。また、岡山~出雲市駅間の「やくも」の一部区間で利用できる「自由席2枚きっぷ」を設定する。

乗車の前日または当日の予約で利用できる「J-WESTチケットレス」の設定区間を拡大する。南草津、大久保駅発着分を3月13日から、谷川、柏原、日吉駅発着分を4月1日から設定する。また、4月1日から、「J-WESTチケットレス」に、時間帯により料金を変更する新たな料金体系を導入する。

3月13日より、一部の特急列車の指定席を拡大する。大阪~鳥取駅間の「はまかぜ」と米原~大阪駅間の「びわこエクスプレス」は、全席指定席とする。また、北近畿方面の「こうのとり」、「きのさき」、「はしだて」、「まいづる」と関西空港方面の「はるか」で、自由席の一部を指定席に変更する。