JR東海、急行「飯田線秘境駅号」を11月に3往復運行
最終日の車内からライブ配信 さよなら「普快車」オンラインツアー販売中
台湾南部を走る定期客車列車「普快車」が12月22日に最後の運行を迎えるのに合わせて、海外旅行商品造成などを手掛けるエヌオーイーは、ライブ配信で運行最終日の乗車体験ができるオンライン旅行商品を販売している。
ツアーでは、運行最終日の下り列車に現地ガイドが乗車し、始発駅の枋寮から終点の台東までの最後の運行風景をリアルタイムでオンライン配信。車内の雰囲気や車窓からの景色を、日本にいながら楽しめる。台東到着後は、鉄道写真家の村上悠太氏とのオンライン交流会も開かれる。代金は5,500円。ライブ配信にはウェブ会議サービス「Zoom」を使用する。
普快車は、日本製の旧型客車などを使用して、台湾南部を走る南迴線の枋寮〜台東間98.2キロを結ぶ列車。定期列車として1日1往復運行され、手動タイプのドアや非冷房の車内など、ノスタルジックな雰囲気を感じられると日台の鉄道ファンから人気を集めていた。12月23日に南迴線の電化完了によるダイヤ改正が実施されることに伴い、前日22日での廃止が決まっている。運行終了後の客車は観光列車に改造される予定だという。