ホテルニューツカモト、特別清算開始 負債総額約13億円

東京商工リサーチによると、ホテルニューツカモトは9月29日、東京地裁から特別清算開始決定を受けた。負債総額は約13億円。

JR京葉線千葉みなと駅前で、客室134室と婚礼・宴会用設備を備えたビジネスホテル、ホテルニューツカモトを経営していた。地元の一般個人や法人を中心とした顧客基盤を持つほか、近年はビジネス客や観光客も取り込んでいた。

集客競争の激化から業績は低迷し、厳しい財務状況が続いていたものの、今後の業績回復の見込みが立たず、親会社の経営判断により、ホテル経営からの撤退を決定。親会社主導で債務整理を進め、6月30日をもって事業を停止、同日付で株主総会の決議により解散していた。

ホテルニューツカモトは現在、ホテルテトラ千葉みなと駅前として運営している。