ピーチ、航空貨物事業開始 初便には生鮮品や生活雑貨562キロ搭載

ピーチ・アビエーションは、全日本空輸(ANA)、ANA Cargoと協業し、航空貨物事業を11月1日より開始した。

まずは、福岡発沖縄/那覇行きの1日2便、札幌/千歳行きの同1便で国内貨物の輸送を展開する。初便となった、福岡発沖縄/那覇行きのMM283便(NH9603便)。野菜や肉、魚といった生鮮品や生活雑貨の計562キロを運んだ。貨物はばら積みで前方、乗客の受託手荷物は後方に搭載した。乗員6名、乗客155名の計161名とともに午前10時33分に福岡を出発。沖縄/那覇の41番スポットには午後0時15分に到着した。

12月1日からは、東京/成田発着の4路線にも拡大。福岡線の同4往復、大阪/関西・沖縄/那覇線の同3往復、札幌/千歳線の同2往復で、保税転送と呼ばれる、国際貨物の国内輸送を実施する。2021年2月1日からは、大阪/関西発沖縄/那覇行きの同2便、札幌/千歳行きの同1便と、名古屋/中部発札幌/千歳行きの同1便の3路線でも、国内貨物の取り扱いを行う。

今年度は国内線を主な対象とし、将来的には国際線への展開を視野に入れる。販売はANA Cargoが担い、ANAと共同運航(コードシェア)を行う。

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