ANAやJR四国ら9者、愛媛・南予地域で観光型MaaSの実証実験 スマホで買えるフリーパス2種類発売

2020年10月15日 木曜日 5:44 午後

全日本空輸(ANA)やJR四国、伊予鉄バス、KDDIなど9者が設立する南予観光型MaaS実証実験協議会は、愛媛県の南予地域で観光型MaaSの実証実験を開始する。

10月28日から12月31日まで、「えひめ いやしの南予デジタルフリーパス」を販売する。南予エリア全域が対象の「南予全域フリーパス」(大人6,000円、小児3,000円)と、「内子・大洲町並散策1日パス」(大人2,840円、小児1,420円)の2種類。「南予全域フリーパス」は松山空港・松山観光港〜松山駅・道後温泉間の往復リムジンバスのオプション(大人1,000円、小児500円)も設定する。10月15日から購入できる。

駅やバス車内、観光施設に設置されたステッカーのNFCタグやQRコードにスマートフォンをかざすだけでチケットの購入や表示ができる。購入にはアプリのダウンロードや会員登録、クレジットカード登録は不要。購入はApple PayやGoogle Payの利用ができる。販売目標は3,000枚。

ANAのスマートフォンアプリからは、松山空港・広島空港発着便利用者が空港アクセスナビを利用する場合、バナーを表示して誘導する。

乗車、降車ごとに、「南予のりつぎポイント」が1ポイントずつ貯まり、4ポイントで南予地域の観光施設の入場券と引き換えができる特典や、JRの駅にあるポスターにスマートフォンかざすと、周辺観光地や飲食店の情報が閲覧でき、現在地からのルート案内を行う機能、災害情報や緊急情報を容易に取得できる機能、旅行保険に加入できる仕組みも設ける。

南予地域は、愛媛県宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町の9市町を指し、四国カルスト、日本一細長い佐田岬半島、リアス式海岸の足摺宇和海国立公園などの観光資源もある。全国共通交通系ICカードは利用できず、経路検索ですべての交通機関が検索されない、キャッシュレス化といった課題もあるものの、設備投資は難しいという。

南予観光型MaaS実証実験協議会の構成企業は、KDDI、南予広域連携観光交流推進協議会、JR四国、ANA、伊予鉄バス、宇和島自動車、瀬戸内ブランドコーポレーション、愛媛県バス協会、石崎汽船の9者。国土交通省四国運輸局、カカクコム、au損害保険も協力する。

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