JR東海、改良型リニアの走行試験開始 時速550キロで安全性確認

改良型L0系

JR東海は、山梨リニア実験線における改良型L0系試験車の走行試験を開始した。

改良型L0系は先頭車と中間車各1両が3月に完成。既存のL0系と組み合わせ、8月17日から速度向上試験を開始した。19日には、山梨リニア実験線の設計最高速度となる時速550キロでの走行試験を実施し、安全上問題がないことを確認した。20日以降は走行距離を徐々に伸ばし、車上機器や地上設備の安定性を確認している。今後は消費電力や車外騒音の測定試験などを行う予定。

走行試験は山梨県立リニア見学センターで見学可能。試験の日程はJR東海のウェブサイトで公開している。