スカイスキャナー、航空会社のコロナ対策を検索結果に表示 スコアには誤りも

スカイスキャナーは、航空会社による新型コロナウイルス対策の評価スコアを航空券の検索結果に表示する取り組みを開始した。

出発地や目的地、日程を入力して航空券を検索すると、検索結果に表示されるそれぞれの航空券の下部に、「新型コロナウイルス感染症対策の評価」としてスコアが表示される。

航空会社格付けサイトのAirlineRatings.comと連携して提供するもので、(1)乗客にマスク着用を義務づけている、(2)機内を毎日清掃・消毒している、(3)乗務員がマスクや手袋などの個人防護具(PPE)を着用している、(4)除菌シートなど乗客向けの衛生用品を配布している、(5)個包装にするなど、感染症対策のために機内食を変更しているの5項目のうち、いくつ実施しているかをスコアした。スコアの数字部分をクリックすることで、具体的にどの項目が実施されているかが表示される。スコアは定期的に更新される。

なお、8月18日時点で、日本航空(JAL)とジェットスター・ジャパンは「5」、全日本空輸(ANA)とピーチ・アビエーションは「4」、エア・ドゥは「3」で、スカイマークとスターフライヤー、ソラシドエア、フジドリームエアラインズ、春秋航空日本は評価なしであるものの、ANAは機内で除菌シートを配布しているほか、スカイマークなど各社もこれらの取り組みを実施していることから、スコアには誤りがある。

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