厚生労働省、日本入国時のコロナ検査方法を抗原検査に変更 唾液を採取し検査

厚生労働省は、7月29日以降、日本入国時の新型コロナウイルスの検査方法を、抗原検査に順次変更する。

降機後、質問表と申告書、健康カード、滞在歴、症状の確認後、検体番号と容器を受け取り、採取ブースで唾液を1〜2ミリリットル、容器に採取する。結果待合スペースで2〜3時間程度待機し、結果判明者の検体番号が表示され次第、結果受け取りに進み、通知を受ける。再検査が必要な場合などはさらに待機する必要がある。入国後の移動手段の確認後、入国に進む。

検査方法の変更に伴い、日本への入国は検査結果判明後に可能となる。引き続き、入国後の14日間の自宅待機のほか、自宅などへの公共交通機関の使用自粛が求められる。

7月29日現在、空港での検査での陽性判明者は553人で、検査者全体の0.48%に及ぶ。死亡者は1人、退院や療養解除となった人は236人。