三田市、中型自動運転バスの実証実験を開始 運賃無料

三田市自動運転

兵庫県三田市では、中型自動運転バスの実証実験を、7月20日から8月23日まで実施する。

この事業は、経済産業省・国土交通省の事業を産業技術総合研究所が受託し、神姫バスが委託を受けて実証運行するもの。今回の実証実験では、障害物の検知やハンドル、アクセル、ブレーキといった運転操作を自動でコントロールするバス車両が使われるが、安全のため運転手と車掌が乗車し、必要に応じて手動で障害物の回避や停車を行う。

運行ルートは、ウッディタウン中央駅を発着する環状ルートで、期間中火曜を除いて1日6便を運行する。一般の乗客が乗車できるのは、7月24・25・27日、8月1・3・7・9・10・13・15・21・22・23日。運賃は無料で、事前申し込みも不要となっている。

また、新型コロナウイルス感染症対策として、乗車定員を通常(27名)の半数程度に制限し、満席の場合は乗車を断る場合としている。